【辛口】Holy Stone HS450はイベントに向いているか





Holystone HS450をイベント、つまり風船割り競技や操縦体験で使うときのメリットデメリットをまとめてみます。

ちなみに運用は2年程で、支柱の折れにより5機とも全て引退となりました。

メリット
・プロペラ起動ボタンだけでは自動的に離陸しないので、初めての人に優しい。
・バッテリーがカートリッジタイプなので、抜き差しが楽で、プラグを痛める危険性もない。
・モード1、モード2が切り替えられる。
・上部プロペラガードのおかげで、プロペラによる巻き込み事故が減る。
・ペアリングが一発で決まり、混線も少ない。
・赤外線による対戦モードで盛り上がる。


デメリット
・転落時、バッテリーカートリッジが脱落する。(再起動からペアリングまでのタイムロス)
・加速がにぶい(動作がモッサリで好みが分かれる)
・モーターを支える支柱が極端に細く、折れやすい。
・上部プロペラガード(カゴのような部分)の線が極めて細く、ポキポキとよく折れて実効性が疑問。
・プロペラがガードに接触するのか、プロペラ先端部の損耗が激しい。
・バッテリーの充電用コネクタの形状がMicroUSB(USB-B)タイプなので、Tinyなどで使うストレージ用の機械(VIFLY Whoopstorなど)が使えず、長期保管用に電圧を下げるストレージ作業が面倒くさい。
・他の機体とバッテリーの互換性がない。


レビュー点をつけるなら、こんな感じです。ただし、あくまでもイベントで多数の初心者さんが使うなら、という観点の評です。

安全性 ★★★★
耐久性 
操縦性 ★★
回転率 ★★★
コスパ 
メンテ 

総合点 ★★


※「回転率」は、一度飛ばしてから次に出せるまでの時間の長さ、同梱されているバッテリーの多さなどが判断基準です。

※「メンテ」は、キャリブレーションの容易さ、補修のしやすさ、部品の手に入りやすさ、部品交換のし易さ等が判断基準です。



コメント

このブログの人気の投稿

【辛口】Holy Stone HS210Fはイベントに向いているか

ドローンのバッテリーの処分