FUTABA 16IZ コンディションを切り替える


CINE WHOOPで撮影をするとき、屋内だったり屋外だったり、風が強い日だったり弱い日だったりする訳ですが、そういった環境のコンディションによってドローンに必要な設定も変わってきます。


しかし、「飛びづらいな…」と思う度に、ノートPCに繋いでBetafpvを開いて、数字を入れなおして、とかやっていると、時間があっという間に過ぎてしまいます。


何かいい方法ないかなーと思っていたところに「ぞうちん」さんのチャンネルでヒントをもらったので、今年に入ってから最新式のFUTABA T16IZを買ってしまいました。



で、コアラさんのプロポ設定をまんま真似してみたのですが、コンディションの切り替えについて、設定の仕方がややこしく、一度理解しても新しい機体の設定をする時には忘れてしまい、またトホホになるので、自分用の備忘録として記録しておきます。



これがコンディション1。機体側の設定と別に、プロポ側で制限を加えて大人しい動きにしています。静止して人や物を撮りたい時があるので、EXPを下げてスティックの中央付近を鈍くしています。狭い屋内を飛ぶときや、人の多い場所で機体の動作チェックをするときに使います。



コンディション2。少し開けた場所で飛ばすとき。




コンディション3。Betaflightで設定した通り、100%の力で飛べます。


ただし、ここで重大な注意点が一つ。



レートをいじると全体的にエンドポイントもずれてしまうため、スロットルを下げきることができず、ARMしなくなってしまうのです。


なので、スロットルのレートAだけは100%のまま、絶対にいじらないで下さい。


というか、「コンディションの切り替え時に上下に暴れる危険性があるので、スロットルのレートはコンディションでいじらない方がいい」という結論に達しました。今はEXPだけを-50.0 -25.0 0.0で使い分けてます。


このコンディションの切り替えを一つのスイッチでパチパチとやりたいのですが、スイッチの二段目、三段目に割り当てるにはどうすればいいのか、分からずに数時間もさまよい、二か月後の今日もやっぱり迷ったので、ここに手順を書いておきます。今日の本題です。



MULTICOPTERのところをタップ。



コンディション選択をタップ。



「追加」でコンディション2とコンディション3を作り、切り替えに使いたいスイッチを指定します。しかし、このままではスイッチの2段目も3段目もコンディション3になってしまいます。もう一度スイッチ割り当て画面へ行きましょう。



ここです。



この画面で二段目にコンディション2、三段目にコンディション3を割り当てることができました。ひと山越えました。

上の欄にあるコンディション1が2、3へ切り替わるか試してみて下さい。



ひとつ戻って「AFR」をタップ。



このページに入るので、まずは2ページ目に移動しましょう。



ファンクションで設定したいスティックを選び、グループのところにある、水色の「Gr」というマークを外します。外さないと、1も2も3も同じ値になってしまいます。



先ほどのページに戻り、好きなように編集してみて、飛ばしながら調整して下さい。ただし、先に述べた通り、スロットルのレートAだけは+100.0というのを忘れないようにして下さい。


使ったプロポはT16IZですが、動画の説明を聞いた感じではT14以上で切り替えができるようでした。


元々、初心者用のFUTABA T6Kを使っていて、RXロスによる墜落を何度も経験していたので、遠くまで電波の届くT12以上のプロポを考えていました。



しかし、昔ながらのモノクロ液晶画面なのと、バッテリーの充電に関する手間に不満があり、ちょうど最新型が発表されたので、だいぶ背伸びをしました。出荷状態はモード1でしたが、モード2への切り替えも分解なしで楽々でした。お高いですが、自信をもってお勧めできるプロポです。




本日はここまで。


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