CineClover100liteのビルド例 ①仮組み編


CineClover100liteのビルドを知人から頼まれたので、簡単に組み立て方法をメモしておきます。

今回はパーツから仮組みまでですね。後日、

②本組み編
③設定編

もアップしようと思います。

CineWhoopTokyoさんの公式の作り方ではありません。これは、色んな人の組み立てを参考にしながら、自分なりの解釈で悪戦苦闘していく記録です。

完成のサンプル画像などは公開されていますが、マニュアルはないようなので、何をしたか自分で分からなくなったり、所有者がメンテナンス時に参考にできるように記録しておきます。

ちなみに、フレームキットに含まれておらず、先に調達しておいた方がいいものを挙げておきます。

・M2のナット 4つ以上
・FC用の長めのゴムダンパー
・バッテリーストラップ
・アクションカメラのマウント(別売り) ※STLの公開あり



まずは本体部分ですね。5層構造のうちの、3階部分にあたります。

この板にモーター、FC、レシーバー、バッテリーを繋げば、この板だけで離陸できるらしいです。なので本体と呼んでます。

その際の重量が99g以下なので、航空法に触れないという解釈で、登録不要で運用する方が多いです。


表裏があるので、間違えないようにしましょう。

FC固定用の長ネジを4本入れます。



普通にFCを入れると、フレームとFCの間に隙間があって、ネジも固定されておらずガタガタしてしまうので、何か工夫がいるようです。

公式さんの3D図をみると、フレームとFCの間にナットを入れて、ゴムダンパーは長めのものを使用しているようです。



どちらもキットには含まれておらず、公式推奨のPoly F405 2S-4S AIOにも短いものしか付属していませんので、自前のストックを使いました。短いスペーサーでも代用できるかもしれません。




ネジを通したら、プラ製の円環を入れます。転がりやすいし吹っ飛びやすいので、何度も何度も机の下を探しました。扱いは慎重に。



FC固定用の板を入れます。裏表はありませんが、前後があるので気を付けましょう。

意味ありげな穴は、VTXなどの固定用でしょうか。パレイドリア現象で笑顔に見えます。



ナットで固定します。



次はバッテリー固定用の台です。

ネジ止めした後からでもバッテリーストラップを通すことはできますが、ちょっとやりにくいので、面倒な人は先に通しておいた方がいいかもしれません。

ちなみに、バッテリーストラップもキットには含まれませんので、あらかじめ調達しておきましょう。



これも裏表があるので注意してください。

先にプラ製の円環を置き、板の上からネジ止めします。



FPVカメラのマウント部分を作ります。

一番長いスペーサー2本を、上記のTPUパーツに差し込みます。



アクションカメラのマウント部分は、別売りのを注文し忘れていたので、公開されているSTLデータから自作させていただきました。こういう気づかいは本当に有難いです。

後ろのネジは自前のM2ネジ2本です。ナットは最初からフレームに組み込まれています。



前部は付属のネジがあります。中ぐらいのM2で止めます。

FPVカメラマンマウントは、左右、上下の形状が違うので、気を付けましょう!



同様に、左右2本のスペーサーを中ぐらいのM2ネジで止めます。

後部の2本はまだです。



ここで、エアユニット固定用の最上階の袋の中から、短いスペーサーと短いネジを取り出します。



上記のように、上向きに取り付けて下さい。



いよいよ1階部分の取り付けに入ります。TPU製の円筒部分が入った袋と、6本ほどのM2ネジが入った袋をご用意ください。



TPUパーツ(ランディングパーツ)の凹の中にネジを入れて、軸を貫通させてください。



先ほど立てたスペーサーに、このランディングパーツをネジ止めしていきます。4カ所です。



残った2本のスペーサーを、ランディングパーツで後部にネジ止めします。



最後は最上階、エアユニットの固定パーツです。



短いスペーサー2本を、後部のネジ穴の上に乗せます。



一番長いネジ2本で、上下のスペーサーを貫通するようにネジ止めします。

短いネジ2本で、最上階の前部も止めます。



最後に、プロペラガード上のクッションを固定します。ネジの数は一番多い袋が残っている筈です。(15本程度)


前後左右の違いはないようです。14か所の止める箇所があり、ネジは1本ぐらいしか余らない筈です。止め忘れがないように気を付けましょう。



完成!

業務開局している方が前提の機体だけあって、解説等は玄人仕様な素っ気なさですが、設計が合理的で、一つ一つのパーツの品質の高さが印象的でした。

ネジ受けが最初から組み込まれているのも有難いです。あるとないとでは、メンテ時の時間効率に大きな差がついてしまいますが、素人の設計ではそこまで考えません。

これを執筆している時点で、本組みのビルドは完了してますが、設定は途中です。苦手な分野なので最後までやり切れるか不安ですが、なんとか独力で完遂したいです。

本日はここまで。

②本組み編
③設定編

につづく。

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