Beta85x V2のFCをV2からV3に交換する


VTXの周波数の変更ができない。

いや、手動でボタンをポチポチして、LEDの光る回数を数えながら一覧表を見て変えられるんだけど、Smart Audioを使ったゴーグル内での変更ができない。

不具合の原因を突き止めるため、Beta85x V2のFCを交換してみようとショップを覗いたところ、半年前に初期装備だったF4 12A AIO FC V2が推奨から外され、F4 12A AIO FC V3が標準装備になっていたので、せっかくだから最新版にしようと思い、結果泥沼に足を取られているのでここに足跡を残します。




左が元々のV2、右が新型のV3

素人で配線が間違ってるかもしれないので、特にBEC Boardの接続は参考にしないで下さい。

形状が全く違います。はんだ付けの位置も別物です。レシーバーの取り付けがPlug&Play
になったのが大きな変更点です。使ってない方のメスコネクタはデジタルFPV用です。

で、はんだ付けをしようと思ったけど、配線の具体例が検索しても出てこない。Futabaのレシーバーを上のコネクタに差し込める所までは載ってるけど、後はこの図面を見ながら自分で解釈するものらしい。


おうふ、確かに玄人向けだ。

5Vがプラス、GNDがマイナスなのは辛うじて分かる。

とりあえずVTXの図面、BEC boardの図面と見比べながら、勘ではんだ付けしていきます。はんだ部分が端に集中してるのでV2より楽か。




はんだが終わったら今度はBetaflightの設定です。案の定、そのままでは飛ぶことすらままならない感じです。

とりあえずFCがV2だったときの設定を参考に自力で、、、解決しようと思ったのが間違いでした。

V2と同じで(Umma型なので)設定をひっくり返すところからかな、と思い、左右のモーター割り当ての入れ替え、ロール角度の反転、BLHeliでESCのリバースまでやったところでギブアップ。

後から考えるとジャイロセンサーの設定あたりで余計なことをしたのか、スロットルを入れるとスピンしてひっくり返ります。

しかしBETAFPVの公式ページに行っても、Beta85xのFCがV2のCLI DIFFは見つかるけど、FCをV3に入れ替えた後のCLIなんてどこにもない、、、と思っていたら意外なところにありました。




分かりづらい、、、。



CLI of Quadcoptersの中に入ったら、「Xシリーズ」中にこんなのを見つけました。





これも旧FC用だろなぁ…ダメそう…。

と思ってよく見てみたら、意外にもV3対応の新しいDIFFでした。念のため、ここにも貼っておきます。Frsky/Flysky/Futaba用なので、TBSやDSMXの方はここからリンク先にとんで下さい。

Cli DIFF for Beta85X V2 ( Whoop F405 12A)
 - Frsky/Flysky/Futaba

BETAFPVF405_4.2.X on Beta85X V2 (F405)

board_name BETAFPVF405
manufacturer_id BEFH
resource MOTOR 1 A03
resource MOTOR 2 A02
resource MOTOR 3 B00
resource MOTOR 4 B01
resource LED_STRIP 1 NONE
resource PINIO 1 B06
serial 5 2048 115200 57600 0 115200
aux 0 0 0 1700 2100 0 0
aux 1 1 1 1700 2100 0 0
aux 2 2 1 1300 1700 0 0
aux 3 35 2 1550 2100 0 0
aux 4 40 5 900 1550 0 0
vtxtable bands 5
vtxtable channels 8
vtxtable band 1 BOSCAM_A A FACTORY 5865 5845 5825 5805 5785 5765 5745 5725
vtxtable band 2 BOSCAM_B B FACTORY 5733 5752 5771 5790 5809 5828 5847 5866
vtxtable band 3 BOSCAM_E E FACTORY 5705 5685 5665 5645 5885 5905 5925 5945
vtxtable band 4 FATSHARK F FACTORY 5740 5760 5780 5800 5820 5840 5860 5880
vtxtable band 5 RACEBAND R FACTORY 5658 5695 5732 5769 5806 5843 5880 5917
vtxtable powerlevels 4
vtxtable powervalues 0 1 2 3
vtxtable powerlabels 25 100 200 350
set acc_calibration = 56,-95,311,1
set small_angle = 180
set osd_vbat_pos = 2432
set osd_rssi_pos = 320
set osd_tim_2_pos = 312
set osd_flymode_pos = 2426
set osd_throttle_pos = 2368
set osd_vtx_channel_pos = 0
set osd_current_pos = 2455
set osd_warnings_pos = 14729
set osd_avg_cell_voltage_pos = 2400
set vtx_channel = 4
set vtx_power = 3
set vtx_freq = 5769
set vcd_video_system = NTSC
set pinio_box = 40,255,255,255
set gyro_1_sensor_align = CW270FLIP
set gyro_1_align_pitch = 1800
set name = 85X V2
set p_pitch = 33
set i_pitch = 72
set d_pitch = 27
set f_pitch = 76
set p_roll = 30
set i_roll = 68
set d_roll = 26
set f_roll = 72
set p_yaw = 22
set i_yaw = 72
set f_yaw = 72
set d_min_roll = 14
set d_min_pitch = 16
save

これでひとまず飛ぶようにはなりました。

あとは…。

  • BEC boardとの接続がうまくいかず、剥きプロの電源が入らない。(5Vで通電はしているがLED_STRIPやPINIO、USER1の設定ミス?)
  • 新品時に悩まされた地上でピョンピョン跳ねる癖がよみがえった。
  • Smart Audioを使った周波数の変更ができない。
  • BetaFlight上でのVTXの設定が実機に反映されない。

こんなところですか。

下二つは元々のV2の時からの悩みなので、VTXの不具合かもしれません。

そして…問題増えとるやないか!

剥きプロは解決に時間がかかりそうなので、SMO4Kのマウントを作って急場をしのぎます。

他三つは急がないので、ブログにまとめながらじっくり取り組みます。

本日はここまで。

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