TINYが浮かない? 逆回りモーターの特定方法

 


TINY機を紹介する必要ができて、半年ぶりに元のキャノピーに戻ったメテオさん。


ところが、新調したFCの設定のどこかが変らしく、アームはするけど飛ばない状態。これが意外とあっさり治ったので、備忘録として対処方法を残しておきます。




FCを新品と入れ替えたので、さっそくBetaflightで設定しなおし…。

ざフライト!!

と思ったら飛ばない。

アームはしてるし、スロットルを上げるとモーターがすごい回転するんだけど、一向に浮く気配がない



おかしい、プロペラはちゃんと巻き込みスタイルでつけてるし。




Betaflightの設定もそうなってる。

ブラシレスモーターなので、右用モーターを左につけてるとかもない。

モーターの中のどれか一つが不調ということもなさそう。

水平キャリブレーションも問題ない。

ロール角度も180度で問題ないはず。


で、試しにアームした状態で傾けてみる。

※注意 本当は、安全のために調べるプロペラだけを残し、他のプロペラは全部外してから試すのが正しいです。下はイメージ写真なのでついたままですが。




アングルモードの機体は、こうやって傾けると、水平に戻そうとする力が働きます。この場合は左前のモーターがめっちゃ頑張りますので、左前のモーターからは下向きの風がでます。



この場合は右後ろのモーターが頑張ります。右後ろも問題なし。



ん?左後ろがおかしい。風が上向きにでてます。




右前も変。つまり、番号で言うと2番と3番が逆向きに頑張っている訳です。


これでESCの設定がおかしいということが確定しました。

ここで思い出したのが、blheli-configuratorというツールを使ってESCの修正ができるということ。以前、Beta85XのV1をUMMA型に改造した時の経験で、すぐ正解にたどり着けました。

色々やってみるもんだべ。



BLheliの使い方はこちらを参考にして下さい。

2番と3番のモーターをreverseにしたら完了で、無事に浮きました。

おつかれさまでした。





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