ドローンのバッテリーの処分
AIに「ドローンのバッテリーを処分する場面を描いて」と頼んだらこんなの出ました。
哀愁をさそう感じになってんだけど、特に指示していないのに、「ドローンがバッテリーとお別れして寂しい気持ち(感傷)」を想像してエモーショナルに仕上げてくるとか、人間以上に人間くさくて怖いです。
今回のテーマは全く関係なくて、ドローンのバッテリー処分方法についてですね。
まず言っておかなくてはいけないのが、
各自治体ごとに処分方法は千差万別
ということ。つまり、いくら人の処分方法を見ても全く参考にならないので、ご自分の住まわれている自治体に問い合わせるのが一番の近道です。
しかし、まだまだドローンがゴミとしてはマイナーですので、各窓口の方が詳しくなかったりします。なので、参考までに、私の場合(大分県大分市)の記録を残しておきます。
ちなみに、ほとんどのドローンのバッテリーは「リチウムポリマーバッテリー(リポバッテリー)」といってリチウムイオン電池の一種です。大雑把にリチウムイオン電池に括られることが多いので、覚えておきましょう。
1.ハードケースに入ったリポバッテリー(趣味用)
Phantom4やMavicシリーズなど、空撮機は大抵が堅いプラスチックに包まれています。この場合、ヤマダ電機やケーズデンキなど、JBRCに加盟している大型家電量販店で回収してくれるようです。
一般社団法人JBRC
また、自治体によってはリサイクル回収ボックスがあって、そこに入れることができるかもしれません。大分市では役場や大きな公民館などに置かれています。
回収ボックスに入れる際は
■機体に繋いで電源を入れっぱなしにし、出来るだけ電圧を0に近づける。
■電極の正極負極に絶縁テープを巻き、他と接触しないようにする。
という処理を行ってください。それから
■塩水で放電処理を行ったバッテリーは回収対象外
となりますので、くれぐれも早まって塩水につけないようにして下さいね。
2.ラミネートが見えているリポバッテリー(趣味用)
銀色のラミネート、、、というかレトルトカレーのパウチみたいなのに包まれたやつですね。
ハードタイプのケースに包まれたバッテリーも、分解してみると中からコレが出てくるので、本質は同じです。
FPVドローンの他、ラジコンやモデルガンの世界でもよく使われます。
国内ショップでも買えますが、今時は中国のショッピングサイトで買った方が安い場合が多いです。しかし、その場合は自治体から「回収は販売店にお問い合わせください」と言われてしまった場合に困ります。
国内の販売ショップも無料で回収してくれるとは限りません。少なくとも、Amazonはこのタイプの回収は受け付けていないようです。
先に挙げたJBRC加盟店も、ラミネートタイプで一般の方(お仕事でない)の場合は回収対象外です。
で、どうしても困ったら、以下の動画を参考にして、塩水に浸し、発火の可能性を消してから不燃ごみとして出す手があります。ただし、この方法で不燃ごみとして出せるかどうかも自治体次第ですので、一度窓口でご相談ください。
3.リポバッテリー(業務用)
スクールや測量など、お仕事で使われたドローンのバッテリーは、家庭ごみと一緒にすることができません。先に紹介したJBRCに「事業者の皆様へ」というページがあるので、「排出者」として登録し、回収してもらってください。
一般社団JBRC
この場合、ハードケース入りでも、ラミネートタイプのバッテリーでも大丈夫のようです。
以上ですが、もし間違っていたり、追加できる情報があれば、ご指摘いただけると助かります。
本日はここまで。
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