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3月, 2024の投稿を表示しています

CineClover100liteのビルド例 ①仮組み編

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CineClover100liteのビルドを知人から頼まれたので、簡単に組み立て方法をメモしておきます。 今回はパーツから仮組みまでですね。後日、 ②本組み編 ③設定編 もアップしようと思います。 CineWhoopTokyoさんの公式の作り方ではありません。これは、色んな人の組み立てを参考にしながら、自分なりの解釈で悪戦苦闘していく記録です。 完成のサンプル画像などは公開されていますが、マニュアルはないようなので、何をしたか自分で分からなくなったり、所有者がメンテナンス時に参考にできるように記録しておきます。 ちなみに、フレームキットに含まれておらず、先に調達しておいた方がいいものを挙げておきます。 ・M2のナット 4つ以上 ・FC用の長めのゴムダンパー ・バッテリーストラップ ・アクションカメラのマウント(別売り) ※STLの公開あり まずは本体部分ですね。5層構造のうちの、3階部分にあたります。 この板にモーター、FC、レシーバー、バッテリーを繋げば、この板だけで離陸できるらしいです。なので本体と呼んでます。 その際の重量が99g以下なので、航空法に触れないという解釈で、登録不要で運用する方が多いです。 表裏があるので、間違えないようにしましょう。 FC固定用の長ネジを4本入れます。 普通にFCを入れると、フレームとFCの間に隙間があって、ネジも固定されておらずガタガタしてしまうので、何か工夫がいるようです。 公式さんの3D図をみると、フレームとFCの間にナットを入れて、ゴムダンパーは長めのものを使用しているようです。 どちらもキットには含まれておらず、公式推奨のPoly F405 2S-4S AIOにも短いものしか付属していませんので、自前のストックを使いました。短いスペーサーでも代用できるかもしれません。 ネジを通したら、プラ製の円環を入れます。転がりやすいし吹っ飛びやすいので、何度も何度も机の下を探しました。扱いは慎重に。 FC固定用の板を入れます。裏表はありませんが、前後があるので気を付けましょう。 意味ありげな穴は、VTXなどの固定用でしょうか。パレイドリア現象で笑顔に見えます。 ナットで固定します。 次はバッテリー固定用の台です。 ネジ止めした後からでもバッテリーストラップを通すことはできますが、ちょっとやりにくいので、面倒な人は先に通しておいた方

DJI AIR UNITとゴーグルがリンクできない

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▼むかーし、書いて以来のDJI AIR UNITネタです。  https://tobicamera.blogspot.com/2021/04/dji-air-unitbeta95x-v3.html 人から借りたDJI AIR UNITの動作確認ができず、解決するまで数時間を浪費したので、ここに備忘録をつけておきます。 結論からいうと、 ▶DJI AIR UNITを最新版にアップデートすると、ゴーグル(DJI FPV Goggles V1)とリンクできません。 ▶DJI AIR UNITをDJI ASSISTANT2を繋ぐと、自動的に最新版の 1.01.0000にアップデートが始まってしまうので、さらに繋ぎ直して、1.00.0608にダウングレードしないといけません。 以下は詳細。 DJI Goggles V1の最新版は1.00.0608なんですが(2024/03/12時点)、AIR UNITの方は、更に新しいのがあって、1.01.0000があります。 人から預かったAIR UNITで、ゴーグルとボタンでリンクできなかったので、まずはファームのバージョンを合わせようとASSISTANTに繋ぎましたが、自動的に最新版にされてしまいました。 ▼DJI Assistant2 https://www.dji.com/jp/downloads/softwares/dji-assistant-2-dji-fpv-series ゴーグルの方も最新版にしてるのに、なんで映らないんだろ? ということで、つまづきました。 よく見てみると、ファームウェアの最新版が違う!ということで、AIR UNIT側のバージョンを下げて対応しました。再度AIR UNITをPCに繋ぐと、今度はダウングレード用の旧バージョンの一覧が出てきます。 これで解決。 ちなみに、AIR UNITをさらに古いバージョンに下げてもリンクできますが、ゴーグルの方は、選べるファームが1.00.0608一択なので、映るには映りますが、「バージョン不一致」というメッセージが最初にチラッと出て、ちょっと気になります。 ついでにリンク方法も、備忘録としておさらいしておきます。 まずはエアユニット側の電源を繋いで、上記のボタンを押します。緑が赤になったらリンク待機状態です。 次に、ゴーグル右下のボタンを短く一回押します。ピッピッピッ、、

BETAFPV SuperD ELRS 2.4G Diversity Receiverのファーム更新 覚え書き

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  レシーバーのファーム更新をしたので、設定を覚え書きしておきます。 https://www.expresslrs.org/ まずは、上記のサイトでExpressLRS Configuratorをダウンロードします。 この時点では、まだFCとパソコンを繋がないで大丈夫です。ただし、すぐにFCを経由して繋ぐことになりますので、FCとの半田付けは済ませておきましょう。 ファームウェアのバージョン :任意です。今回は最新版の3.3.2にしました。 ターゲット   : BETAFPV 2.4 GHz : BETAFPV SuperD 2.4GHz RX フラッシュ方法 :BetaflightPassthrough デバイスオプション :標準モード 規制ドメイン :どちらでもよいが、今回はISM_2400 バインディングフレーズ :6桁以上の任意の英数字。同じフレーズをプロポにも設定しておけば、電源を入れるだけでバインドできる…筈。 パフォーマンス設定 :LOCK_ON_FIRST_CONNECTIONにチェックを入れる ネットワーク :チェックは全て外す 互換性オプション:チェックは外す フラッシュオプション:チェックは外す これでFCとパソコンを繋ぎ、フラッシュ。上手くいかなければ、ログを頼りに設定をいじっていく。 今日はここまで。

Jumper T20 ELRS2.4Gのファーム更新 覚書

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  Jumper T20 ELRS 2.4Gをお預かりして、ファームウェアの更新を行いました。 なかなか大変だったので、必要だった手順を覚え書きしておきます。 https://www.expresslrs.org/ まずは、上記のサイトでExpressLRS Configuratorをダウンロードします。 まずは、 プロポを繋いでいない状態で 設定をしましょう。 ファームウェアのバージョン:任意。今回は最新版の3.3.2です。 ターゲット   :Jumper2.4GHz          :Jumper AION T-20 2.4GHz TX フラッシュ方法 :EdgeTxPassthrough デバイスのオプション:標準モード 規制ドメイン:どちらでもよいが、今回はISM2400 バインディングフレーズ:何か6桁以上の英数字コードを任意で設定。受信機の方にも同じコードを設定すれば、設定しなくてもバインドする。人とかぶらないようにすること。 追加データ:チェックは空白 ネットワーク:チェックは空白 互換性オプション:UART_INVERTED 次に、 プロポの電源を入れてから 、USB-Cでパソコンとプロポを接続しましょう。 上記のような三択がでるので、三番目の USB Serial(VCP) を選びます。 あとはConfigurator上で「フラッシュ」するだけです。成功しなければ、ログを頼りに設定をいじってみましょう。